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七曜(しちよう)とは、肉眼で見える惑星を五行と対応させた火星・水星・木星・金星・土星と、日(太陽)・月(太陰)を合わせた7つの天体のことである。七曜星とも言う。
概要
七曜(しちよう)は、古代中国の天文学で、五惑星(木・火・土・金・水)と太陽(日)と月を併せたものである。「曜」本義日光と、後の日、月、星を「曜」を理解して明るい天体。古代中国の占星術にも重視された。後漢の宗室劉洪(りゅうこう)乾象暦と七曜術を編纂したことで知られる。晋の范寧「春秋穀梁伝序」 から「陰陽を延ばす度、七曜を満ちて縮める。」、楊士勛疎:「ものの七曜者、日月五星の写真と思うが、故の曜。」。単なる日を数える手段だが、史料のように二十八宿と結びついて暦に記載される。
近代天文学が発達する以前は、恒星よりもはるかに明るく見え、天球から独立して動くという点で、(惑星と太陽と月は同種のものと(言い換えれば太陽と月も惑星に含めて)考えられ)、また、世界各地で神々とも同一視され、特別の扱いを受けていた。
文様
家紋の「星紋」の一つとなっており、九鬼氏、田沼氏などによって用いられた。
- 七曜(しちよう)
- きっこうにしちよう
亀甲に七曜 - みつもりきっこうにしちよう
三盛亀甲に七曜 - じゃのめしちよう
蛇の目七曜
脚注
関連項目
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