アメリカ合衆国武官組織

アメリカ合衆国武官組織（アメリカがっしゅうこくぶかんそしき、英: Uniformed services of the United States）は、アメリカ合衆国が有する8つの武官組織 (Uniformed services) で、合衆国法典第10編により以下の6軍 (armed forces) と2部隊が定義されている。

1. 陸軍（国防総省・陸軍省）
2. 海軍（国防総省・海軍省）
3. 海兵隊（国防総省・海軍省）
4. 空軍（国防総省・空軍省）
5. 宇宙軍（国防総省・空軍省）
6. 沿岸警備隊（国土安全保障省）
7. 海洋大気庁士官部隊（商務省海洋大気局）
8. 公衆衛生局士官部隊（保健福祉省公衆衛生局）

アメリカ合衆国武官組織 Uniformed services of the United States
各組織のエンブレム
派生組織	陸軍 海兵隊 海軍 空軍 宇宙軍 沿岸警備隊 公衆衛生局士官部隊 海洋大気庁士官部隊
指揮官
大統領	ジョー・バイデン
国防長官	ロイド・オースティン
統合参謀本部議長	チャールズ・ブラウン・ジュニア
関連項目
歴史	アメリカ合衆国の軍事史
テンプレートを表示

海洋大気庁士官部隊と公衆衛生局士官部隊は、以下の定めがある。

• 階級・制服・階級章は、「Admiral（英語版）」など海軍式とする。
• 給与、ジュネーブ諸条約に基づく捕虜としての待遇、ともに軍同等とする。
• アメリカ軍の指揮下で活動したときのみ、軍法の対象となる。
• 現在は士官のみで構成され、下士官や兵員の所属はない。

脚注

[脚注の使い方]

1. ^ ^{a b c d e f g} 合衆国法典第10編第101条 10 U.S.C. § 101
2. ^ ^{a b c} DAVID VERGUN (MARCH 18, 2019). “What's in a Name? Demystifying the Collective Services”. Department of Defense. 2019年7月14日閲覧。
3. ^ ^{a b c d e f} 合衆国法典第10編第111条 10 U.S.C. § 111
4. ^ 合衆国法典第33編第3001条  § 3001
5. ^ 合衆国法典第42編第203条  § 203
6. ^ 合衆国法典第33編第3001条  § 3001-合衆国法典第33編第3004条  § 3004
7. ^ 合衆国法典第42編第207条  § 207
8. ^ 合衆国法典第37編第201条  § 201
9. ^ Department of Defense (2012年4月16日). “Identification (ID) Cards Required by the Geneva Conventions” (PDF). 2019年7月14日閲覧。
10. ^ 合衆国法典第10編第802条 10 U.S.C. § 802