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対象(たいしょう、object)とは、認識や意志、欲求のような意識や行為が向けられるもののことである。由来はラテン語のobjectum。広義には客体と同一視することもあり、一般には狭義である目標物または相手の意味でも用いられる。尚、主題に対立し、物的なものから心的なものまでありとあらゆるものが対象となる。
哲学における対象
哲学ではこの対象の概念には様々なものがあり、特に対象とそのとしての主観との関係により、様々な学説が存在するため、一義的に定義され得ない。この中でも顕著なものとしてはマイノングの (Gegenstandstheorie) で、ここでは対象の存在、非存在に関わらずすることを重要視する。
関連項目
- 抽象的対象
- 主体と客体
- 実在論
参考資料
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目版(TBSブリタニカ、1993年)
- 日本大百科全書(小学館、1994年)
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