桜上水駅(さくらじょうすいえき)は、東京都世田谷区桜上水五丁目にある、京王電鉄京王線の駅である。京王東管区所属、管区長所在駅である。駅番号はKO08。
桜上水駅 | |
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北口と橋上駅舎(2013年8月) | |
さくらじょうすい Sakurajōsui | |
◄KO07 (下高井戸) (0.9 km) (0.8 km) 上北沢 KO09► | |
東京都世田谷区桜上水五丁目29-52 | |
駅番号 | KO08 |
所属事業者 | 京王電鉄 |
所属路線 | ■京王線 |
キロ程 | 7.0 km(新宿起点) |
駅構造 | 地上駅(橋上駅) |
(ホーム) | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- | 34,766人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1926年(大正15年)4月28日 |
歴史
- 1926年(大正15年)4月28日:京王電気軌道(現・京王電鉄)の北沢車庫前駅(きたざわしゃこまええき)として開設。
- 1933年(昭和8年)8月11日:京王車庫前駅(けいおうしゃこまええき)へ改称。
- 1937年(昭和12年)5月1日:桜上水駅(さくらじょうすいえき)へ改称。
- 1944年(昭和19年)5月31日:東京急行電鉄(大東急、現・東急電鉄)が京王電気軌道を吸収合併、同社京王線の駅となる。
- 1948年(昭和23年)6月1日:東急から京王帝都電鉄が分離、同社の駅となる。
- 2008年(平成20年)6月22日:橋上駅舎使用開始。
- 2014年(平成26年)2月28日:連続立体交差事業着手。
- 2020年(令和2年)2月10日:定期券売り場営業終了。
駅構造
島式ホーム2面4線を有する待避可能な地上駅。橋上駅舎を備える。駅北側には以前桜上水工場・桜上水検車区があったが、いずれも1983年(昭和58年)に若葉台工場・若葉台検車区へ移転した。工場・検車区跡地の一部は住宅展示場となったが、若葉台検車区桜上水出張所として電車留置線が残存しており、数少ない新宿寄りにある車両拠点となっている。
なお、終電到着 - 初電発車までの間、本線上に留置される電車もある。また、都営10-300形10両編成1本の夜間滞泊がある。
コンコースは地下式であったが、2008年(平成20年)6月22日より橋上駅舎が仮供用され、同年9月に竣工した。後に地下コンコースは閉鎖された。同時に(自由通路)も整備され、エレベーターやエスカレータなどのバリアフリー設備も設置された。現在、当社が着手している代田橋駅 - 仙川駅間連続立体交差事業に伴い、当駅も島式ホーム2面4線を有する高架駅となる予定で、既に駅周辺の用地確保も進み、現在舎もそれを見通した造りとなっている。
トイレは改札内にあり、ユニバーサルデザインの一環として「だれでもトイレ」を併設している。
のりば
番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 京王線 | 下り | 調布・橋本・京王八王子・高尾山口方面 |
3・4 | 上り | 明大前・笹塚・新宿・都営新宿線方面 |
- (主本線)は2・3番線であり、1・4番線は待避線である。2015年(平成27年)9月25日ダイヤ改正 - 2022年(令和4年)3月12日ダイヤ改正までは日中に限り、原則として八幡山駅で待避する事を前提に待避線は使用されなかった。2022年(令和4年)3月12日ダイヤ改正以降、日中は毎時3本の各停が相模原線発着の特急通過待ちとして再度待避線を使用するようになった。また、休日夕方の下り快速の多くが待避線を使用して特急の通過待ちを行っている他、平日夕方の上り各駅停車が待避線を使用して急行の待ち合わせや特急の通過待ちを行っている。
運転番線 | 営業番線 | ホーム | 新宿方面着発 | 京王八王子・高尾山口・橋本方面着発 | 入出区着発 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | 10両分 | 到着可 | 出発可 | 不可 | 下り副本線 |
2 | 2 | 10両分 | 到着・出発可 | 出発可 | 入出区可 | 下り主本線 |
3 | 3 | 10両分 | 出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | 上り主本線 |
4 | 4 | 10両分 | 出発可 | 到着・出発可 | 入出区可 | 上り副本線 |
- 南口(2013年8月)
- (改札口)(2013年8月)
利用状況
2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は34,766人である。急行・区間急行・快速通過駅の国領駅、急行・区間急行通過駅の下高井戸駅・八幡山駅、急行通過駅の仙川駅より利用者が少ない。
近年の1日平均乗降・(乗車人員)の推移は以下の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員 | 1日平均 乗車人員 | 出典 |
---|---|---|---|
1955年(昭和30年) | 10,764 | ||
1956年(昭和31年) | 6,863 | ||
1957年(昭和32年) | 7,954 | ||
1958年(昭和33年) | 8,617 | ||
1959年(昭和34年) | 9,694 | ||
1960年(昭和35年) | 24,432 | 12,482 | |
1961年(昭和36年) | 26,718 | 13,650 | |
1962年(昭和37年) | 30,553 | 15,458 | |
1963年(昭和38年) | 32,853 | 16,258 | |
1964年(昭和39年) | 34,754 | 17,168 | |
1965年(昭和40年) | 38,053 | 18,951 | |
1966年(昭和41年) | 39,448 | 19,568 | |
1967年(昭和42年) | 20,230 | ||
1968年(昭和43年) | 35,409 | 17,455 | |
1969年(昭和44年) | 38,674 | 19,086 | |
1970年(昭和45年) | 36,025 | 17,789 | |
1971年(昭和46年) | 17,809 | ||
1972年(昭和47年) | 37,535 | 18,518 | |
1973年(昭和48年) | 38,337 | 18,907 | |
1974年(昭和50年) | 39,978 | 19,362 | |
1975年(昭和50年) | 43,656 | 21,186 | |
1976年(昭和51年) | 41,595 | 20,792 | |
1977年(昭和52年) | 41,784 | 20,997 | |
1978年(昭和53年) | 41,808 | 20,926 | |
1979年(昭和54年) | 40,877 | 20,623 | |
1980年(昭和55年) | 39,931 | 19,879 | |
1981年(昭和56年) | 38,764 | 19,419 | |
1982年(昭和57年) | 37,799 | 18,923 | |
1983年(昭和58年) | 37,695 | 18,852 | |
1984年(昭和55年) | 36,237 | 18,219 | |
1985年(昭和60年) | 35,927 | 18,063 | |
1986年(昭和61年) | 36,457 | 18,384 | |
1987年(昭和62年) | 35,997 | 18,085 | |
1988年(昭和63年) | 36,325 | 18,238 | |
1989年(平成元年) | 35,927 | 18,096 | |
1990年(平成 | 2年)36,597 | 18,419 | |
1991年(平成 | 3年)37,011 | 18,484 | |
1992年(平成 | 4年)36,627 | 18,285 | |
1993年(平成 | 5年)36,604 | 18,375 | |
1994年(平成 | 6年)36,017 | 18,085 | |
1995年(平成 | 7年)35,859 | 18,046 | |
1996年(平成 | 8年)36,230 | 18,334 | |
1997年(平成 | 9年)35,373 | 17,899 | |
1998年(平成10年) | 35,125 | 17,805 | |
1999年(平成11年) | 34,822 | 17,639 | |
2000年(平成12年) | 34,897 | 17,679 | |
2001年(平成13年) | 35,302 | 18,004 | |
2002年(平成14年) | 35,236 | 17,921 | |
2003年(平成15年) | 35,499 | 18,105 | |
2004年(平成16年) | 35,575 | 18,118 | |
2005年(平成17年) | 35,744 | 18,177 | |
2006年(平成18年) | 35,930 | 18,229 | |
2007年(平成19年) | 36,946 | 18,648 | |
2008年(平成20年) | 37,265 | 18,748 | |
2009年(平成21年) | 37,509 | 18,864 | |
2010年(平成22年) | 37,076 | 18,654 | |
2011年(平成23年) | 36,181 | 18,186 | |
2012年(平成24年) | 36,349 | 18,107 | |
2013年(平成25年) | 37,003 | 18,466 | |
2014年(平成26年) | 36,875 | 18,384 | |
2015年(平成27年) | 38,196 | 19,008 | |
2016年(平成28年) | 38,953 | 19,422 | |
2017年(平成29年) | 39,110 | 19,493 | |
2018年(平成30年) | 38,792 | 19,304 | |
2019年(令和元年) | 38,001 | 18,863 | |
2020年(令和 | 2年)23,637 | 11,816 | |
2021年(令和 | 3年)26,402 | ||
2022年(令和 | 4年)31,663 | ||
2023年(令和 | 5年)34,766 |
ギャラリー
- 隣接する踏切より(2013年8月)
- 桜上水派出所
- 橋上駅舎化前の駅舎
駅周辺
北口付近の商店街は杉並区下高井戸に跨っている。
- 杉並区役所永福和泉区民事務所 桜上水北分室
- 杉並桜上水郵便局
- 世田谷桜上水五郵便局
- 昭和信用金庫 桜上水支店
- 世田谷区立松沢中学校
- 東京都立松原高等学校
- 日本大学櫻丘高等学校
- 日本大学文理学部・大学院文学研究科及び総合基礎科学研究科
- 国道20号(甲州街道)
- 首都高速4号新宿線
- キッチンコート 桜上水店
- (ピカソ) 桜上水店
駅新宿寄りの踏切は荒玉水道道路と呼ばれ、水道本管が通っている道路である。
バス路線
- 桜上水駅入口
- 京王バス「すぎ丸」
- さくら路線:下高井戸駅入口行 / 上北沢駅入口・柏の宮公園入口経由浜田山駅南行
駅名の由来
当駅は、京王電気軌道電車庫を笹塚駅から当地へ移転する際に開設されたため、駅開設当時は「北沢車庫前」→「京王車庫前」と称した。現在の「桜上水」は、駅の北側に流れる玉川上水の堤に桜並木があったことに由来する。この「桜上水」と言う名は、当時の京王電気軌道が駅名として考案したもので、後に駅周辺の上北沢1 - 3丁目から分ける形で桜上水1 - 5丁目で地名となった。
隣の駅
- 京王電鉄
- 京王線
- ■特急
- 通過
- ■急行・■区間急行
- 明大前駅 (KO06) - 桜上水駅 (KO08) - 千歳烏山駅 (KO12)
- ■快速
- 下高井戸駅 (KO07) - 桜上水駅 (KO08) - 八幡山駅 (KO10)
- ■各駅停車
- 下高井戸駅 (KO07) - 桜上水駅 (KO08) - 上北沢駅 (KO09)
- ■特急
脚注
注釈
- ^ 当駅の乗降人員最高値年度
出典
- 京王電鉄の1日平均利用客数
- 東京都統計年鑑
- ^ 昭和31年 (PDF)
- ^ 昭和32年 (PDF)
- ^ 昭和33年 (PDF)
- ^ 昭和34年
- ^ 昭和35年
- ^ 昭和36年
- ^ 昭和37年
- ^ 昭和38年
- ^ 昭和39年
- ^ 昭和40年
- ^ 昭和41年
- ^ 昭和42年
- ^ 昭和43年
- ^ 昭和44年
- ^ 昭和45年
- ^ 昭和46年
- ^ 昭和47年
- ^ 昭和48年
- ^ 昭和49年
- ^ 昭和50年
- ^ 昭和51年
- ^ 昭和52年
- ^ 昭和53年
- ^ 昭和54年
- ^ 昭和55年
- ^ 昭和56年
- ^ 昭和57年
- ^ 昭和58年
- ^ 昭和59年
- ^ 昭和60年
- ^ 昭和61年
- ^ 昭和62年
- ^ 昭和63年
- ^ 平成元年
- ^ 平成2年
- ^ 平成3年
- ^ 平成4年
- ^ 平成5年
- ^ 平成6年
- ^ 平成7年
- ^ 平成8年
- ^ 平成9年
- ^ 平成10年 (PDF)
- ^ 平成11年 (PDF)
- ^ 平成12年
- ^ 平成13年
- ^ 平成14年
- ^ 平成15年
- ^ 平成16年
- ^ 平成17年
- ^ 平成18年
- ^ 平成19年
- ^ 平成20年
- ^ 平成21年
- ^ 平成22年
- ^ 平成23年
- ^ 平成24年
- ^ 平成25年
- ^ 平成26年
- ^ 平成27年
- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
- ^ 平成30年
- ^ 平成31年・令和元年
- ^ 令和2年
- 京王電鉄の統計データ
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 京王電鉄 桜上水駅
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